ミクスチャー・ロックバンド「King Gnu(キングヌー)」の2作目の配信限定シングルでメジャーデビュー初シングルの「白日」は、2019年を代表する名曲となりました。
そんな「白日」の読み方や歌詞の意味などをまとめましたので、ご紹介します。

King Gnu (キングヌー) の「白日」とは
例えば、King Gnuを知らない子供や、年配の方などがいたとしても、この「白日」を聞けば、「聞いたことがある」と思うのではないでしょうか。もしくは、このモノクロのMVを見ただけで「見たことある」とも思うほど、ロングヒットしました。
この「白日」は、2019年1月の日本テレビ系・土曜ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」の主題歌として書き下ろしました。
今日??深夜24:59?25:29?
「坂口&川口&MC赤楚が『イノセンス 冤罪弁護士』を(秘)激白SP!」
を放送します???
1話?7話の撮影裏話や、主題歌『白日』で話題のKing Gnuの皆さんの激レア独占インタビューも????#イノセンス #坂口健太郎 #川口春奈 #赤楚衛二 #KingGnu #一部地域では放送がございません pic.twitter.com/d7LVpQyKgT— 【公式】1月期土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」 (@innocence_ntv) March 7, 2019
ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」は、えん罪事件に何度も打ち勝った経験を持つ若手弁護士の主人公の黒川拓(坂口健太郎)が、えん罪で犠牲となった人のため、真相究明のため奮闘し、意外な実証実験でえん罪を解き明かすストーリーでした。
このドラマは、日本テレビ系・土曜ドラマの枠が22時に変更して初めて、ジャニーズタレントが出演しなかったとされています。
過去の他のドラマでは、ジャニーズタレントが出演すると女性ファンが浮足立ち、作品自体が色物扱いされることもあったようで、ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」は、大人も楽しめるヒューマン・リーガル・エンターテインメントとなっていました。
そんなドラマの主題歌に、メジャーデビュー前にも関わらず、King Gnuを起用した理由として、ドラマプロデューサーは、一筋縄ではいかないようなKing Gnuの楽曲と、ドラマのストーリーが合致したからとのこと。楽曲の制作にあたっては、無実の罪で捕まったえん罪は、釈放されても世間から冷たい視線を浴びるけれど、前を向いて歩いて欲しいという気持ちを楽曲に込めて欲しいとお願いしたそうです。
「白日」の読み方
「白日」とは「はくじつ」と読みます。
「白日」を辞書で調べると、”太陽”、”昼間”、”白昼”、”身が潔白であることのたとえ”、などがありますが、ドラマプロデューサーの要望を考えると、この楽曲の意味に近いのは、”身が潔白であることのたとえ”だということが分かります。
「白日」の歌詞の意味!
「白日」は、リーダーの常田大希さんが作詞・作曲していて、2018年1月スタートのドラマに起用する楽曲を年末から年始に掛けて、家を出ることなく部屋に1人で籠もって制作したそうです。
お正月から1人で曲を作っていることを”エモい”と感じた常田さん曰く、そのいい”エモさ”が歌詞に入ったとコメントしています。

作詞した常田さんは、歌詞の意味を語ってはいませんが、初のドラマ主題歌として「白日」をリリースした時、「誰でも罪を犯したり犯されたり、人を傷つけたり傷つけられてことがあるけれど、それを抱えて生きている」とコメントし、自分の書く曲も、ドラマの主人公・冤罪弁護士のように、傷ついた心に寄り添い、手を差し伸べるものでありたいと願っていると言っています。
「白日」の歌詞は、罪とも思わなかったコトが、罪だったことと知った主人公が、被害者に向けてそのコトを後悔していると語っています。
時間が経てば忘れるのか、過去からの道は続いていて犯した罪は消えないのか、降りしきる雪で全てを隠して、なかったことにして欲しいと語っています。
ドラマの主人公と同様に「傷ついた心に寄り添い、手を差し伸べるものでありたい」のは、その罪をなかったことにすることではなく、受け入れて前を向いていかなければいけないということ。
歌詞の中に「罪」や「地獄」などのワードが出てきますが、「取り返しのつかない過ちは・・・誰にでもある」とあり、罪を犯した人や犯された人に「だから大丈夫だ」と、語りかけている優しい印象の楽曲となっているのではないでしょうか。
まとめ
King Gnuの「白日」についてご紹介しました。歌詞の解釈には、多々あるようで、細かく分析してネットに掲載している人が多くいて、「白日」の人気ぶりが再確認できました。













