音楽家、作曲家、作詞家、編曲家、プロデューサー、ギタリスト、チェリスト、芸術家という多才なKing Gnu のリーダー常田大希さん。どのように育ったら、そんな多才になれるのでしょうか。
長野県出身の常田大希さんの実家や父親・母親・兄弟、さらに、おばあちゃんまで調査し、その秘密を解き明かしてみようと思います。

常田大希のプロフィール・経歴
常田大希さんは、1992年5月15日に長野県で生まれます。近所のチェロ弾きのおじさんのチェロの音色に惹かれチェロを始め、6歳で発表会に出演します。
中学校の合唱コンクールでは、マリンバを叩き、高校2年生の時には、ベースのコンテストに出場。高校3年生でチェロのコンクールの高校の部で3位を獲得。
指揮者・小澤征爾さん主宰のオーケストラ楽団でチェロを担当しアジアツアーに参加しています。難問と言われる東京藝術大学音楽学部器楽科チェロ専攻に進学し、1年ほどで中退。
その1年ほど通った大学で、器楽科打楽器専攻だった石若駿さんと出会い、ユニットを結成します。そのユニットは、「King Gnu」の前身の「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」となります。(右側が石若駿さん)

常田さんと石若さんは、聴いている音楽が似ていて、感覚が似ていて意気投合。学生時代は、常田さんの運転(日産ラシーンだと思われます)で、道を迷いながらスタジオに向かったり、器材を詰めすぎて職質にあったりする仲でした。
2015年の「Srv.Vinci」のファースト「Mad me more softly」までは、石若さんも一緒に活動していましたが、その後のスケジュールが合わず、石若さんは「Srv.Vinci」から離れることとなります。
その後も、石若さんは「King Gnu」や、常田さんが主宰する音楽家集団「millennium parade」にも携わっていて、現在でも親交があり、常田さんが直筆のお手紙を石若さんに送るほど「愛してるぜー」の仲。

2017年には、石若さんや、同じく藝大時代の同級生・江﨑文武さんたちと共に「東京塩麹」を結成しライブを開催して、常田さんはチェロを披露しました。
そして、2019年1月にKing Gnuはメジャーデビューし、現在、常田さんはKing Gnuのギター・ボーカルを担当し、音楽家集団「millennium parade」のメンバー兼プロデューサーとして活動しています。



常田大希の家族
常田大希さんの父がロボットエンジニア、母がピアノの先生をしていて、父親はジャズピアノ経験者。両親ともに音楽家だったようです。
小さい頃から家に楽器がある家庭だったことや、両親と出かける時には、車の中でビートルズのボックス・セットが流れていたということで、音楽が身近にありました。
ちなみに、ビートルズは綺麗すぎて、ジミ・ヘンドリクスやレッド・ツェッペリの方が好きだったそうです。
常田大希の兄
常田大希さんには、2歳年上のお兄さんがいます。お兄さんのお名前は、常田俊太郎さんと言い、2018年にアーティストを支援するスマホアプリの会社を立ち上げています。

兄・俊太郎さんは、幼少期からバイオリンを習っていて、高校では全国大会に出場するほどの腕前だったそうです。東京大学工学部卒業後、経営コンサルタントのキャリアを歩んでいました。
兄・俊太郎さんは、millennium paradeのシングル「Stay!!!」に、バイオリンで参加しています。ちなみに、この曲のボーカルは、常田さんが尊敬するCharaが担当。キーボードが江﨑さんで、ドラムスは、石若駿さんが担当。
MVは「白日」のMVも手掛けたOSRIN(PERIMETRON)が監督し、アニメーションは、藝大時代に常田さんが衝撃を受けたアニメーターのkoyaさん。
常田大希のおばあちゃん
常田さんは、7年ほどおばあちゃんの家で暮らししていて、「Srv.Vinci」のMVを2Fで撮影していたようです。住み始めた頃、おばあちゃんは90歳くらいで耳が遠かったので、大きな音を鳴らしても気にならなかったようですが、屋上でスケボーをしたら怒られたそうです。
常田さんは、おばあちゃんと一緒にマックを食べたりと思い出がありますが、おばあちゃん家でMV撮影までしていたKing Gnuのメンバーは、おばあちゃんの姿を見たことがなかったとか。常田さんの妄想の中にだけ、おばあちゃんがいたのでは?と出演した番組で言われていました。
こちらのMVがおばあちゃん家。左下にある絵はおじいちゃんのものだそうです。
こちらは、2014年に常田さんがジャズのアドリブコンテストに応募した時の映像ですが、こちらもきっとおばあちゃん家ですね。
まとめ
常田大希さんの家族について調べました。音楽家の家庭で生まれ、藝大に進学したことにより、さらに大勢の音楽家と知り合い仲間となり、新しいモノを作っていっているんですね。










