1988年にシングル「デーデ」でデビューしたエレファントカシマシ。そのフロントマンの宮本浩次さんは、53歳になって初挑戦がスタートしています。
椎名林檎との「獣ゆく細道」や、東京スカパラダイスオーケストラとの「明日以外すべて燃やせ」などのコラボレート曲や、ソロデビュー曲「冬の花」、また高橋一生さんに「きみに会いたい-Dance with you-」を楽曲提供し、さらには、2020年1月スタートのドラマ「ケイジとケンジ」の主題歌「ハレルヤ」、ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」エンディングテーマに「夜明けのうた」が起用されています。
そんな宮本浩次さんの家族や出身、また最愛の母親の死去についてなど調べましたので、ご紹介します。



目次
宮本浩次の出身地

宮本浩次さんは、東京都北区赤羽の出身です。北区立赤羽台中学校時代に、ディープ・パープル、レインボー、RCサクセションなどのコピーバンドを組み、翌年には、地区予選に出場し、のちにデビュー曲となる「デーデ」を作り披露し、エレファントカシマシがスタートしました。
宮本さんは赤羽出身ですが、特に赤羽に思い入れはないと語っています。しかし、アルバムのジャケットが赤羽の商店街の写真だったり、1997年に大ヒットした「今宵の月のように」のプロモーションビデオに赤羽の新川土手が登場したり、赤羽台団地内でプロモーションビデをを撮影したりしています。
この赤羽台団地は、実は宮本さんの実家。宮本さんは、24歳で実家を出て一人暮らしするのですが、暮らした場所は、なんと同じ団地の別棟。理由としては「ご飯を食べに行けるから」とのことで、実際、24歳の時に大失恋をしてライブもほとんどできないほどブルーになっていた宮本さんは、1ヵ月の半分は実家でご飯を食べていたとか。
宮本浩次の家族
宮本浩次の父親は雪印?
2002年に閉鎖してしまいましたが、雪印乳業の東京工場が東京都北区にあり、宮本さんの父は営業マンとして働いていました。
このことは、2008年に「宮本浩次100問突撃」というインタビューをされた際、ミュージシャン以外の仕事をするならの問いに「スーツを着て、サラリーマン」と答え、父が雪印の営業マンだったことを告白しています。
宮本さんは、デビュー当初は、父親に借りたジャケットをステージ衣装として着ています。
そんな父親は、音楽活動に反対していたようです。
宮本浩次の5歳年上の兄貴
宮本さんには、5歳年上の兄がいます。年が離れていることもあり、小さい頃から可愛がられていて、「僕は猫かわいがりだった」と語るほど、ひたすら愛をそそがれていたようです。
宮本浩次の最愛の母親
小さい頃、家族で初詣に車で行く時には、宮本さんと一緒に、後ろの座席に座り歌っていたという母は、バンドをすると言った時にも賛成してくれた、宮本さんの唯一の理解者だったようです。
エレカシのライブを見にきた71歳だった母は、耳栓をしてきたとか。理由は「あんたの声がうるさいから」。
ボーイ・ソプラノのスターだった小学生時代
【本店2F野球ジャケ新入荷】NHKテレビ『みんなのうた』より'76年に発売された宮本浩次のシングル『はじめての僕デス』。エレファントカシマシのヴォーカリスト小4時代のソロデビューシングルであることは、もはやファンのあいだでは常識ですが、歌い方が既にエレカシ宮本になってることに驚くよね。 pic.twitter.com/O8VelLpxGq
— サウンドパック本店(中古レコード・CD) (@soundpak) May 25, 2019
宮本さんは、小学校3年生から5年生までNHK東京児童合唱団に入団して、声楽指導を受けていました。ソロを任されるほど歌が上手くて、ボーイ・ソプラノのスター的存在でした。NHK教育の「みんなのうた」で、小学生時代の宮本さんの歌声が流れていました。
あるテレビのトーク番組で、泉谷しげるさんにその話しをすると「だからか~」と泉谷さんが納得。だから宮本さんの声は良いとのこと。

この合唱団を勧めてくれたのが母親でした。歌が好きだった宮本さんを合唱団に入れちゃおう!と入団させたそうです。小学5年生の時、歌うことが恥ずかしくて辞めてしまいましたが、母親には照れながらも感謝していたそうです。
宮本浩次の母親の死
https://twitter.com/passionfruit_j/status/1163023275913388034
エレカシが1988年にデビューして約30年が経ち、2017年のNHK紅白歌合戦に初登場しました。宮本さんは、応援してくれていた母親に真っ先にご報告したかったと思いますが、その時には、すでに亡くなっていたそうです。
初の紅白出場が決まり、今の心境などインタビューされた宮本さんは「お墓参りぐらい行ったほうがいいんですかね?」と質問に質問返し。紅白出場の報告をまだお墓にいる母にしていなかったそうです。
母親の死の原因などは、公表されていないようで分りませんが、母が大好きだった宮本さんは、きっと気を落としたことでしょう。
まとめ
エレカシ宮本浩次さんの母親や父親、兄や実家などについて調べました。宮本さんと母親の関係が、とても温かく、思い合う2人に感動しました。
だから宮本さんは、いつまでも子供のように無邪気なのかもしれませんね。





