1995年に結成して7年、メジャーデビューからわずか3年半の活動期間を以って解散したオルタナティブ・ロックバンド「NUMBER GIRL」が、17年ぶりに再結成され話題を呼びましたね。

人気絶頂の最中の突然の解散宣言は、多くのファンを混乱させ、また青春時代が幕を閉じるような感覚に寂しさと切なさを感じた人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、あの時に決断した彼らの解散理由は何だったのか?また、長い年月を経て再結成に至った経緯、名曲や人気曲も含め、お決まりの〝挨拶〟や読み方、バンド名の意味・由来についてまとめました。








目次
「NUMBER GIRL」の読み方は?
まずはバンド名の読み方からお伝えしておきましょう。
「NUMBER GIRL」は「ナンバーガール」と読みます。ファンの間では「ナンバガ」と呼ばれているようですね。

バンド名だけ聞くと、若い女の子のバンドかと思った人もいるかもしれませんが、実際は男性3人と女性1人の大人のバンドです。
結成した時は、みんな22、3歳だったのですが、再結成した今は45、6歳になってます。それでもバンド名は変わらず「ナンバーガール」で再始動しています。
ナンバーガールのバンド名の意味や由来は?
バンド名の由来は、もともとボーカルの向井さんが宅録時代に名乗っていたユニット名「ナンバーファイブ」と、その後バンドを組もうと思ってた人達が以前やっていたバンド「カウガール」を合体させたもので、それ以上の特別な意味はなさそうです。
ちなみに、この時向井さんが一緒にバンドを組もうとしていた人たちは、今のメンバーには一人もいないそうです。
ナンバーガールの〝お決まり〟の挨拶とは?
ナンバーガールのライブでは、〝お決まりの挨拶〟って言うのがあって、ファンはその挨拶を聞くと「きた!きた!」とワクワク感Maxになるそうです。
その挨拶がこちら⇩
「福岡市博多区からやって参りました、NUMBER GIRLです!ドラムス、アヒト・イナザワ!」
デビュー以来、ずっとこの挨拶で始まっていたため、再結成後のライブでの挨拶が気になってたファンも多かったと思いますが、復活ライブでは
「みなさーまがーた! おひさーかたぶーり! ぶーりぶーり!」
という一言で笑いを誘いつつ、その後は変わらない定番の挨拶で始まり、感動のあまり涙するファンも続出したようです。
ナンバーガール解散理由と再結成の経緯
2002年9月にオフィシャル・ウェブサイトで突然の解散を発表したナンバーガールの解散理由は、ベースの中尾さんが「自分のやりたい音楽がある」と言い出したことが始まりのようです。

解散後は、それぞれ別の音楽活動をしていたようなのですが、それから17年が経とうとしている2019年2月、また突然に再結成の発表をしたのです。
長年、別々の道を歩いていた元メンバーが再結成するとなると、どのような経緯でそうなったのか気になるところですが、そのいきさつを向井さんがコメントしています。
2018年初夏のある日、俺は酔っぱらっていた。そして、思った。
またヤツらとナンバーガールをライジングでヤりてえ、と。
あと、稼ぎてえ、とも考えた。俺は酔っぱらっていた。
俺は電話をした。久方ぶりに、ヤツらに。
そして、ヤることになった。
できれば何発かヤりたい。向井秀徳
引用元:Rockin’on.com
ナンバーガールの名曲・人気曲は?
ナンバーガールの曲は、今聴くととんでもなく懐かしく青臭い気持ちにさせる、思春期や青春の終わりを想像させるものが多く、同年代のファンからの人気も高いです。
「透明少女」
1999年5月26日リリース・メジャーデビュー曲「透明少女」はその代表作です。
「omoide in my head」
ライブの最後には決まってこの曲を演奏しているという人気曲。再結成後も演奏し、古くからのファンは特に、懐かしさと切なさで心が震えたことでしょう。
まとめ
NUMBER GIRLの読み方やバンド名の意味や由来、挨拶や解散理由と再結成の経緯・名曲や人気曲のご紹介でした。
青春を歌った彼らが、これから繰り広げるであろう「大人の世界観」に注目したいですね。