アコースティックギター1本のバッキングとメッセージ性の高いリリックが特徴的な二人組のラップユニット、MOROHAをご存知でしょうか?

ライブやイベントを中心に活動している彼らのグループ名の読み方や意味、由来について調査してみました。また、メンバーの名前や経歴、代表曲や人気曲もご紹介します。
目次
MOROHA(歌手)の読み方や意味と由来は?
まずは、「MOROHA」の読み方からなんですが、これはそのままローマ字読みで「モロハ」と読みます。

このユニット名の由来は、「諸刃」をアルファベット表記したものなんですが、最初は漢字のままでつけようかと思っていたそうです。
硬派なイメージを出したかったそうなんですが、漢字だとフォークの人っぽく見られがちだし、世界観が広がらないな、と思いつつ、英語だと気取った感じで自分たちっぽくない、ということでローマ字表記に決定したと言います。

「諸刃」に込められた意味は、言葉は人を傷つけも癒しもするっていう意味合いがあって、二人でやってるから、二人が合わさった時に足し算ではなく掛け算になりたい、という思いがあるそうです。
MOROHAメンバーの名前や経歴は?
Vo.アフロ

生年月日:1988年1月7日(32歳)
出身:長野県小県郡青木村
まだあどけなさの残る満面の笑みに丸坊主がトレードマークのアフロさん。どうみても〝一休さん〟のようで、とてもラッパーとは思えないですよね。
高校時代はずっと野球一筋で、音楽に興味を持ったのは高校野球が終わった高3の夏からだそうです。
地元の先輩のライブを観に行ったのがきっかけで始めたラップだそうですが、聴いて驚く人が続出する程、熱いリリックに心が震えます。


Gt.UK
生年月日:1987年5月14日(32歳)
出身:長野県上田市(旧真田町)
デビュー当時はアフロさんと同じく丸坊主だったようですが、この頃は髪を伸ばしてイケメンになっていますね。
高校時代からギターを弾いていて、ロックバンドも結成していたというUKさんだけあって、アコギだけではなく、実はエレキも得意です。
UKさんのギターは一瞬で聴く人を魅了し、そのギターテクニックはかっこ良すぎてギターを弾く人にとっては憧れの的です。



MOROHAの結成と経歴

高校の同級生で親友だった二人がMOROHAを結成したのは2008年。
2010年に開催されたロックフェスティバル・サマーソニックへの出場権をかけて争う「出れんの!?サマソニ!?」にエントリーした際、審査員の曽我部恵一さんの目に留まり、同年10月にデビューしました。
その時の曽我部さんの彼らに対する評価は、「MOROHA、本当にヤバい。事件だと思います。」という事で、曽我部恵一賞を受賞したそうです。
その後、2018年6月にメジャーデビューを果たし、『魂を震わせるリリックとアコギ1本のバッキング』という異色のラップユニットとして話題を呼んでいます。

そんな二人にはそれぞれ目標があり、アフロは「トラックなしでもヤバいって言われるラッパーになりたい」、そしてUKは「リリックなしでもヤバいと言われるギタリストになりたい」。
こんな目標を持っている二人の掛け算は、とても鮮やかでドラマティックな新しいラップを実現し、唯一無二の存在と言われています。
MOROHAの代表曲や人気曲は?
ではここで、そんなMOROHAの是非聴いてもらいたい代表曲や人気曲をご紹介します。
『革命』
確かに、これまでのラップのイメージとは大きく違い、「革命」を感じる楽曲ですね。
これがMOROHAの世界観なのか!と思わせる一曲です。
『三文銭』
MOROHAの原点とも言える代表曲。二人の歴史や心情、現実を語ったフィクション映画を観ているような感覚になりました。
『恩楽』
ファーストアルバム「MOROHA」収録曲。愛溢れる歌詞と優しいギターの音が心に染みます。
まとめ
MOROHA(歌手)の読み方や意味・由来、メンバー名前や経歴・代表曲や人気曲をまとめましたが、いかがでしたか?
他にも素晴らしい曲がたっくさんありますので、MOROHA初心者の方も、ぜひその世界観に浸ってみて下さいね。