『MOROHA』という二人組のラップグループをご存知でしょうか?

二人の音楽は、ラップと言うジャンルにこだわらず、熱い思いを乗せた歌詞をアコースティックギター1本のバッキングで見事に演出していて、そのギターの演奏は一度聴いたら忘れられない人続出です!
そこで今回は、「やばい」と話題になっているギター担当UKの奏法や、MOROHAの楽曲の難易度、さらに簡単な曲を調べてみました。






魂が震えるMOROHA の音楽
アコースティックギターとMCのみで構成されるMOROHAの楽曲は、ラップと言うには違和感あり過ぎ。もちろん良い意味なんですが、曲によってはヒップホップであり、パンクであり、時にフォークにも聞こえる不思議な音楽。

そんなMOROHAの音楽をよく「魂の叫び」と表現されることがあり、特にMCアフロの生々しいほどに〝あのころ〟の心情を描いたリリックがクローズアップされるのですが、魂が震えるのはUKのアコースティックギターの演奏があってこそだと思うんですよね。
高いメロディセンスと技術は聴く人の心を引き付け、独自の奏法で人気と注目を集めています。
UKのギター奏法がやばい!
ラップと言うと、韻を踏んで攻撃的で、なんとなくチャラくて激しいイメージ(個人的なイメージですみません)があったんですが、MOROHAを初めて聴いた時、それとはかなり違って感じました。

歌詞も素晴らしいのですが、UKが弾くイントロだけでハッとするほどその世界観に引きずり込まれる感覚があったんですよね。
実際、デビュー当初から「UKのギター奏法がやばい」と注目を集めていて、UKの奏法を真似したいアマチュアの人もたくさんいるようです。
https://t.co/B2gdhsW0Tj pic.twitter.com/ldMB807Rri
— MOROHA UK (@MOROHA_UK) February 23, 2020
そんなUKの奏法は、スラム奏法の特殊形ってことになるのでしょうか?
ピックを使用せず指で弦をはじいて、肘や手のひらでギターを巧みに叩きながらリズムを刻んでいます。
♫ストロンガー/MOROHA
「どうやってんの?」「力技です。」https://t.co/mmnyDf1TQK pic.twitter.com/MXLPkg2gi2
— MOROHA UK (@MOROHA_UK) April 3, 2018
そして、アコースティックギター1本なのに、ギター、ベース、ドラムパートを演奏しているかのように表現するのがUKの特徴なんですが、それがなんとも言えずグルーヴ感をイイ感じに生み出してるんですよね。
MOROHAのMVへのコメントも、UKのギターに対する評価が数多く寄せられています。
これって一発撮りですか、?UK3人くらいいそうなギター。
コレUKのギター半端なくないか? 腕の数ちゃんと2本なの?脇からちっちゃい腕生えてない?
UKのギターの難易度は?
そんなUKのギターの難易度は、やっぱり高めのようですね。
自分で作ったはいいが難しすぎて後悔した曲。多分MOROHAで一番難しい。息抜きがてら。
♪上京タワー/MOROHA pic.twitter.com/LHPQDdXwFE— MOROHA UK (@MOROHA_UK) January 22, 2018
1台3役くらい兼ねている奏法ですから、素人目から見ても簡単ではないだろうと思いましたが、UKのような演奏が出来るとカッコいいですよね!
優しくて切なくて哀愁があるけど迫力もある・・・これは技術だけじゃ出ない音なんじゃないかと思ってきました。
奏法解説動画がありましたので参考にしてみて下さいね。難易度高めですが。
簡単な曲は?
「難易度高いのは分かってるけど、なんとかMOROHAの曲をアコースティックギターで弾きたい!」って方におすすめの、簡単な曲を調べてみました。
『革命』
MCアフロの熱く焦燥感たっぷりのメッセージを、ギターが暖かく包み込んでくれているようです。
UKのギター初心者の方はこの曲からどうぞ。
『三文銭』
こちらも優しいメロディーですが、雰囲気出すのは難しそうですね。
『恩学』
ファーストアルバム収録曲。人気曲の一つですので是非ともマスターしたいですね!
まとめ
MOROHA UKのやばいギター奏法や難易度、簡単な曲についてまとめましたが、いかがでしたか?
いつまででも聴いていたいUKさんのギター奏法、是非マスターして聴く人の魂に届けて下さいね!