椎名林檎さんを中心に結成された5人組のロックバンド・東京事変について調べました。東京事変のバンド名の意味と由来や、デビュー曲や代表曲・オススメの人気曲などご紹介します。

東京事変とは
メンバーは、5人です。

- 椎名林檎 (ボーカル、ギター、ピアノ、ドラムス)
- 亀田誠治(ベース、コーラス)
- 浮雲(ギター、マンドリン、ボーカル、ラップ、コーラス)
- 刄田綴色(ドラムス、パーカッション、コーラス)
- 伊澤一葉(キーボード、ピアノ)、ギター、ボーカル、コーラス)








結成
1998年に「幸福論」でデビューした椎名林檎さんは、2001年に結婚し妊娠を発表し、産休に入ります。
2003年に引退を考えていましたが、バックバンドのために書き下ろすつもりで曲を書けば意欲が湧くのではないか」と考えてバックバンドを結成。2004年に本人も参加した正式バンド・東京事変として活動を開始。メンバーは、椎名林檎さんが決めました。
バンド名の意味と由来!
バンド名の由来は、東京でバンド名を考えていて「こんなにすごいメンバーが集まることは、これは事件だ」と思ったからとのこと。
そこで、メンバーの何が「事変」だったのかを簡単に説明します。

<ベース・亀田誠治>
ニューヨーク生まれの早稲田大学出身。椎名林檎さんがデビューした当時からアレンジャーとベーシストとして参加していて、その後、有名音楽プロデューサーとして活動中。手掛けたアーティスト:平井堅、スピッツ、GLAY、Do As Infinity、いきものがかり、JUJU、大原櫻子など

<ギター・浮雲>
バンド「ペトロールズ」でフロントマンとして活動。2002年に椎名林檎さんの兄・椎名純平さんと知り合い、椎名林檎さん、東京事変に関わり始め、初代ギタリストの脱退に伴い、2代目ギタリストとして東京事変に加入。東京事変の他、椎名林檎、illion(野田洋次郎)、星野源、大橋トリオのサポートギターとしても活躍中。

<ドラムス・刄田綴色>
インディーズバンド「scope」のドラムを担当しながら、プロのスタジオミュージシャンとして活動し椎名林檎さんのサポートメンバーをした後、東京事変に加入。椎名純平、川口大輔、中島美嘉、LOVE、DREAMS COME TRUE、フジファブリック、ヒグチアイ、ビッケブランカ、RADWIMPS、椎名林檎などのサポートドラムで活躍中。

<キーボード・伊澤一葉>
バンド「あっぱ」のフロントマン、細美武士率いる「the HIATUS」ではキーボーディスト、東京事変の鍵盤楽器全般、ギター、コーラスなどで活躍中。片平里菜、吉澤嘉代子、柴咲コウ、由紀さおり、大橋トリオ、土岐麻子、CHARA、salyu、aiko、米津玄師などのセッションミュージシャン等でも活躍中。
デビュー曲
群青日和
2003年にバックバンドとして結成し、翌年5月に初参加した「FUJI ROCK FESTIVAL」で入場制限が掛かるほど注目を集め、9月に、シングル「群青日和」でメジャーデビューします。
代表曲
能動的三分間
2009年12月にリリースした6thシングル「能動的三分間」は、椎名林檎さんのソロ活動を挟み約2年ぶりのリリースとなった曲です。
この曲は、「ウォータリングキスミント」のCMソングとして起用され、椎名林檎さんが出演し、ナレーションには、サビ部分でコーラスをしているギター・浮雲さんが担当しました。
オススメの人気曲
閃光少女
2007年に、デジタル・ダウンロードシングルとして配信された「閃光少女」は、スバルのCMソングや、AbemaTV「格闘代理戦争 3RDSEASON」のテーマ曲としても起用されました。
勝ち戦
2010年にリリースした4thアルバム「スポーツ」の収録曲「勝ち戦」が、10年経って、WOWOWテニス2020イメージソングに起用されました。
この曲は、「能動的三分間」と同様に、2010年に「ウォータリングキスミント」CMソングとして起用されています。
まとめ
東京事変のバンド名の意味と由来、デビュー曲や代表曲・オススメの人気曲もご紹介しました。東京事変は2012年に活動を休止していましたが、2020年元旦にバンドの「再生」を発表し活動を再開していて、これからの活躍にも期待ですね。