2020年3月29日に肺炎のため亡くなった志村けんさん。3月23日に新型コロナウイルスの診断を受け、1週間も経たず亡くなってしまい、あまりに突然で誰もが驚きました。
テレビでは、追悼番組で懐かしいドリフ時代のコントなどが放送され、改めて志村けんさんの笑いの才能を感じさせられました。

2016年には、スカパラとコラボし、三味線を弾いたCMで話題を呼び、新たな才能を見せた志村けんさん。そのCMについて、動画と併せてご紹介したいと思います。






スカパラと志村けんが氷結CMで共演!
2016年から2019年まで、キリン缶チューハイ「氷結」のCMは、「あたらしくいこう。」と題して、出演者が氷結を飲んだ後、イメージと異なる事にチャレンジするという内容のものが放送されました。

BGMは、スカパラの「Paradise Has NO BORDER」。真木よう子さんが加藤茶とヒゲダンスをしたり、松坂桃李さんが瓦割りをしたり、さかなクンが バスサックスを演奏したり、高橋一生さんがオタ芸を披露したものなどありました。

2016年には、バカ殿姿の志村けんさんが氷結を飲んだ後、スカパラと三味線でコラボするというCMに出演しました。
スカパラと志村けんの三味線コラボがかっこいい!
氷結のCMは、Webムービーにもなっています。

Webムービーでは、バカ殿が、CM撮影現場に潜入し、キーボードやドラムを触ります。ドラムのスティックを振り上げると後ろに飛ばしてしまうという往年のギャグや、サックスの音が出るベルに手を入れたら手が出なくなって慌てふためくなどし、笑いを誘います。
すると、「本番!」というスタッフの声がして、照明の浴びたステージにスカパラと三味線を弾いている紋付袴姿のかっこいい志村けんさんが現れます。
この志村けんさんは、「KEN from EVM」という謎の三味線奏者を演じているようです。「EVM」とは、「East Village Mountain」の略で、「East(東)」「Village(村)」「Mountain(山)」、志村けんさんの出身地「東村山」のこと。
志村けんと三味線
Webムービーを見ても分かる通り、この三味線コラボがとてもかっこよく話題となりました。志村けんさんが、こんな上手に三味線を弾けるとは!と驚いた人もたくさんいたのではないでしょうか。
志村けんさんは、Webムービーにも出演している津軽三味線奏者の上妻宏光さんに、10年以上指導してもらっているそうで、今回のアレンジもお願いしました。
三味線を始めたキッカケは、三味線に興味があり、自分のラジオに出演した上妻宏光さんの楽曲「紙の舞」を聴き、この曲を弾きたいと思い始めたそうです。
氷結のCM以外にも、舞台「志村魂」でも三味線を披露したり、北野武さんのタップダンスと共演もしました。
ザ・ドリフターズではギター担当
ザ・ドリフターズは、元々、音楽グループで、ビートルズが来日した時には前座バンドとして、1分15秒出演しています。
その後、メンバーの入れ替えがあり、志村けんさんは、1973年にドリフ見習いで、1974年に正式メンバーで加入します。加入当初は、キーボードやギターを弾き、三味線を使ったコントもやっていました。この頃から三味線の腕はプロ並みだったとか。
1975年頃の三味線の練習画像がありました。この時、志村けんさんは23歳です。

志村けんさんがザ・ドリフターズでギターを弾いている動画がありました。演奏も歌も上手だし、ただただ笑えます。
https://www.youtube.com/watch?v=aE1sZfikyBc
まとめ
志村けんさんの三味線について調べました。スカパラと志村けんさんの三味線コラボがかっこいいことや氷結CM共演動画もご紹介しました。










