2020年8月2日(日)24時30分からフジテレビで放送される音楽番組「Love music」に、結成10周年になる5人組ロックバンド・MAN WITH A MISSION(マンウィズアミッション)が登場します。
”MWAM”や”マンウィズ”などの略称で呼ばれるMAN WITH A MISSIONは、その外見からオオカミバンドと俗称されることもあります。
そんなMAN WITH A MISSIONは、メンバー全員オオカミの被り物を被って顔を隠しています。そこで、この記事では、MAN WITH A MISSIONが顔を隠す理由や、素顔や正体を調査しご紹介します。
MAN WITH A MISSIONの活動

MAN WITH A MISSIONは、2010年3月にプロジェクトが始動され、渋谷eggmanで初ライブをしました。翌月の11月にミニアルバム「WELCOME TO THE NEWWORLD」をリリースし、インディーズデビュー、そして全米ツアーに行きました。
この全米ツアーの告知ポスターを見たアメリカのロックバンド・エアロスミスのボーカリストであるスティーヴン・タイラーがミニアルバムの名称である「WELCOME TO THE NEWWORLD」を自身のステージで連呼し話題になりました。そして、2011年6月にメジャーデビュー、2014年には全米デビューしています。
タイアップ曲が大変多く、2019年の「Remember Me」が、フジテレビ月9ドラマ「ラジエーションハウス」の主題歌に、2020年の「Change the World」がNHKサッカーテーマソングに起用されています。
顔隠す理由は?

そんなMAN WITH A MISSIONは、デビューして10年、オオカミの被り物を被ってバンド活動をしています。夏は暑いし、視野は狭くなるだろうし、歌うのだって大変なのでは?と思ってしまいます。
彼らは、なぜそこまでして顔を隠すのか、その理由を調べてみたところ、顔を隠しているわけではなく、頭はオオカミで、体が人間という外見の究極の生命体という”設定”だから。
この設定は、2010年にデビューした時から変らず継続され、「顔を隠す」という単語がメンバーの口から出ることはありません。
目立ちたいから、売れたいから顔を隠してオオカミの姿をしているのではないかといった憶測も飛び交っていますが、オオカミの被り物を被っていることで、MAN WITH A MISSIONは、他のミュージシャンのように、今日の衣装は何かな?とか髪型はどんなかな?など気にせず、ただ音楽だけにフォーカスされます。だって、オオカミの被り物は、いつ見てもオオカミなので変化がなく気にならないから。
というわけで、顔を隠してオオカミの被り物を被っている理由は、ミュージシャンだからってことになるのかもしれませんね。
素顔ってどんなの?
そんなかっこいいこと言って、本当は顔に自信がないんじゃないの?と思っている人もいるかもしれません。しかし、いままで見せていないので、どんな素顔をしているのかは不明です。
2013年の初武道館コンサートで、それまでになかった長時間のライブを披露するということで、とうとうそのお面を取るのかと思われましたが、メンバーは、オオカミのお面ではなく、オオカミの姿が素顔だと言い張っていました。
また、最近では、ラジオ局に入る際に、顔認証で体温を測る検温器に全く認証されなかったというエピソードもあります。結局は、検温器が計ってくれなかったので、手の甲で体温を測ったそうですが。
MAN WITH A MISSION 検温は大変!? 顔では「全然、測ッテクレナイ」 https://t.co/9dYMgzkNoO pic.twitter.com/tJUiYuooTS
— TOKYO FM+ (@tokyofmplus) July 21, 2020
デビュー10周年目にして、オオカミの被り物が素顔ではないということが顔認証検温器によりバレてしまうのでしょうか。
本当の正体は?
MAN WITH A MISSIONは、2010年に突如としてデビューし、例の”設定”では、南極の氷河に氷漬けにされていたけれど、地球温暖化により氷が溶け、2010年に復活したとなっていますが、氷漬けになっていたわけではなく、本当の正体は、Grantz(グランツ)というバンドでしょ?という噂が流れています。
このGrantzは、2001年に茨城県つくば市出身のメンバーで結成されたミクスチャーバンド。2010年には解散していて、解散のタイミングとMAN WITH A MISSIONのデビューが合っていたり、バンドの構成が同じだったり、極めつけは、Grantzの楽曲をMAN WITH A MISSIONが歌っているということから正体は、Grantzだろうとされています。
ご存知MWAM。前身バンドである【GRANTZ】を経て現在に至るが、そのルーツの一つはメロディック・ハードコアの祖BAD RELIGION。バンド名は'93年リリースの7thアルバム『RECIPE FOR HATE』の5曲目『MAN WITH A MISSION』に起因しており、当該アルバムのアートワークにはトレードマークである狼男の姿が。 pic.twitter.com/gPjrKRta5W
— $coтт (@69bitch_scott) August 11, 2019
ということは、もし、MAN WITH A MISSIONの正体が、Grantzなら、茨城県つくば市出身のオオカミということに…いや、人間ですね。ひとつ言えることは、本当の正体がGrantzだったとしても、オオカミの被り物をして大成功だったということです。
まとめ
5人組ロックバンド・MAN WITH A MISSIONが顔隠す理由や素顔や正体を調査しました。
オオカミの被り物は、彼らの設定としては素顔だったということ、デビューして10年経ち、世の中が顔認証で体温を測れるようになったけど、オオカミの被り物のせいで測れなかったこと、本当の正体は、Grantzというバンドなのかもしれないことなどをご紹介しました。